2012年7月24日火曜日

Aqua Allegoria Cherry Blossom(2009) by Guerlain


チェリーブロッサムのパルファンは既に廃盤になっているのですが、購入したての時にそれをこぼしてしまうという悲劇があり、仕方ないか…と残りをチビチビ使っているんですが、アクア・アレゴリアとして復活するというのです。オーデトワレでありルームフレグランスでもあり...。部屋からも同じ香り(汗)


液体がピンクなんですね。トップはゲランのお家芸的にベルガモットから始まります。グリーンティと一緒なのですっきり&シャキッと爽やか。グリーンティはやや主張、ベルガモットは少々といった割合ですが、10分後にはようやくミドルノートが現われ始めました。嫌味の無いサクラの(さくらもちの?)大人しい香りです。「あたし」とか「○○ちゃん」というよりは「わたくし」。

さらに30分後、トップのグリーンティも混じってやけにチェリーが香ります。私は好きですが人によっては酔うかもしれないな?と感じました。同じ系統ですから元祖チェリーブロッサムにも似てきます。

トップ、ミドル、ラスト(ベース)と調合してある香りに関しては、大体10分以降のミドルノートがメインの香りと言われております。ですので、購入するときに迷ったらムエ ットをもらって、10分経った頃の香りをかいでみると参考になるのかもしれません。人にあうなら30分前につけると丁度よいところで香ってくれました。香りを悟られたくない小心者ですので自分の範囲だけ香らせました(笑)

3時間後にはラストへ至り、アーモンドがあるので渋味も感じました。しつこくありません。それが薄い膜のシトラスフローラルフルーティに包まれている、そんな印象です。薄香ばしさ。薄チェリー×薄アーモンド。持ち時間は約2時間~5時間くらい。軽い着け心地ですぐに終わってしまいますが、春から初夏にかけて纏えば素敵かもしれません。

香調: フルーティフローラル
トップノート:ベルガモット、グリーンティ
ミドルノート:チェリー、チェリーブロッサム
ラストノート:パウダリーノート、アーモンドノート

本当言うと、香水(パルファム)を復活させて欲しいのですが。
※香りはその日の体調、個人によって変化しますので必ずしもこの通りではありません。

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